通貨ペアと取引時間の選択

取引出来る通貨ペアはたくさんありますが、それぞれ特徴があります。
また、FXは24時間取引出来ますが、時間帯によって値動きの仕方が違います。

デイトレードに適した通貨ペアと取引時間を選択しましょう。

通貨ペア

通貨ペアには値動き(ボラティリティ)が激しいもの、緩やかな物があります。
デイトレードをやるにはある程度のボラティリティが必要なので、値動きが活発な通貨が適しています。

テクニカル分析は一定期間の過去の値動きから次の動きを予測するものなので、相場に値動きが無ければ使えません。

一般的にはデイトレードには値動きの激しいポンドを主軸とした、ポンド/ドルポンド/円などが人気。

ただし、通貨ペアに関しては自分との相性も重要です。
ポンドはノイズが多いので、惑わされてしまいがちな人はユーロやドル、円などの通貨ペアで自分のやりやすい通貨ペアを見つけましょう。

マイナーすぎる通貨ペアは流動性が低いので不透明な動きをすることも多く、テクニカルに沿わない動きをする事も多いので、注意が必要です。

取引時間

取引する時間帯によっても値動きはかなり違います。

値動きが活発になる時間帯、突発的に値動きが加速しやすい時間帯などをあらかじめ考慮し、取引時間を選択しましょう。

取引時間を頭に入れておきたい市場は東京市場、ロンドン市場、NY市場の三つです。

東京市場
9:00~17:00
ロンドン市場
18:00~02:00 (夏時間は17:00~01:00)
NY市場
23:00~07:00 (夏時間は22:00~06:00)

夏時間の適用期間は2010年2月現在で「3月の第2日曜日午前2時から11月の第1日曜日午前2時まで」とされています。

ロンドン時間序盤、NY市場序盤などは経済指標が集中する場合が多く、特に値動きが活発になりやすいです。

また、ロンドン市場の仲値であるロンドンフィキシング(London Fixing)の01:00にも値動きが大きくなりやすい傾向があります。

その時々の相場状況によって活発になる時間帯が変化するので、数日間の値動きのクセを把握し、柔軟に対応しましょう。