ストキャスティクス

オシレーター系の代表的な指標です。
ここではスロー・ストキャスティクスの事を指しています。

ストキャスティクスの定義

%K

  • %K={ (C-L9)÷(H9-L9) }×100%
  • C:当日終値
  • L9:過去x日間の最安値。xとしては、14, 9, 5 などが使用されることが多い。
  • H9:過去x日間の最高値

%D

  • %D=(H3÷L3)×100%
  • H3:(C-L9)のy日間合計。(C-L9)の単純移動平均。yとしては3が使われることが多い。
  • L3:(H9-L9)のy日間合計。(H9-L9)の単純移動平均。

Slow%D

  • Slow%D=%Dのz日の単純移動平均。zとしては、3が使われることが多い。

デイトレードのストキャスティクスの主な使い方

主に相場の反転を掴む、または押し目や戻り売りのタイミングを掴む際に使われます。

%DまたはSlow%Dが30以下なら売られ過ぎ。70以上は買われ過ぎ。といった見方をします。
ダマシを減らすため20以下と80以上で見る場合もあります。

レンジ相場においては、買われ過ぎゾーンから下に抜けた時に売りサイン、逆に売られ過ぎゾーンから上に抜け出たら買いサイン、とする使い方をされる事が多いです。

トレンド相場の場合は、トレンド系の指標で上昇相場を確認しても、ストキャスティクスが買われ過ぎゾーンにいるうちはエントリーせずに待つ。
ストキャスティクスが一度売られ過ぎゾーンまで下落してから再び上を向いた時にエントリーする、といったタイミングを計る使い方があります。